「チョーキング現象」について
2020.07.20 (Mon) 更新
皆様こんにちは、鹿児島市地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店東宝ペイントです。 今回は、どの住宅でも必ず起こる、「チョーキング現象」についてご紹介させていただきます! 外壁塗装について考えられた際に、一度は耳にしたことがあるかもしれません。 この「チョーキング現象」とは、一体なんなのか、なぜ起こるのか。 屋根や外壁に塗装を施し、その塗膜が劣化する事で「チョーキング現象」が生じます。 症状としては 塗膜のついている箇所を手でなぞったり、洋服がこすれると 塗装した色の粉が 、手や洋服など 触れた場所についてしまう症状になります。このチョーキング現象が現れたら、塗膜の劣化が始まったというサインですので 塗り替えの目安と考えましょう。 「塗膜」の顔料が粉化することで、それが表面に現れ 触れると手や洋服につきます。 顔料とは着色に用いる粉末の事で、色のついている塗料には必ず含まれているため、 色付け塗装を行った外壁や屋根には、必ずチョーキング現象が生じます。 対して クリヤー塗料など、透明な塗料では顔料が含まれておりませんので、 チョーキング現象が起こらなくなります 「チョーキング現象はどの家でも起こるから」「大した劣化じゃない」などと チョーキングを安易に考え、塗り替えを行わない方も少なくありません。 ですが、チョーキング現象が生じているという場合は、顔料が剝き出しになっており 顔料が剝き出しになっているという事は、外壁は粉でコーティングされている状態です。 そうなると、屋根や外壁などを守る耐久性はほとんどなく 劣化が促進され 住宅の状態は悪化する一方です。 建物を守る力が無くなった粉化した塗膜は、水をどんどん吸い込み コケやカビ・藻などが発生し始め、美観までも損なわれていきます。 また、水分の吸収と乾燥を繰り返し、建物が揺れる事でクラックも多発するようになります。 劣化が進めば進むほど、塗り替えだけでは直すことができなくなり 大掛かりな工事が必要になれば、工事費用がグンと上がってしまいます 10年前後に一度の塗り替えを怠れば、残るのはデメリットしかないのです。 チョーキング現象とは、住宅が皆さんに送る「SOS」サインですので、 塗り替え時期が近づいたら、そのサインを見逃さずしっかりとメンテナンスを行いましょう!
外壁塗装・屋根に関することがございましたらお気軽にご相談ください。
「東宝ペイント」
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